MENU

~大塚国際美術館に行ってみた!~

神戸淡路鳴門道鳴門北ICから3分のところにある美術館です。世界初の*陶板名画美術館で、26か国190余りの美術館が所蔵する約1000点の作品が展示されています。おそらく国内最大規模の美術館です!

*陶板名画:陶器の板に図柄を焼き付けたものをいい、絵画や壁画とはことなり色調の     

       経年劣化が少ないのが特徴。

建物は地下3階から地上2階の5階建ての大きな美術館で、展示ルートをすべて周ると4キロの道のりになるそうです!(あら、ビックリ)

そのため、時間に余裕がある方は半日~1日かけてゆっくり周ることも可能です。

ただし今回は、”展示している作品が多すぎてどこから周ったらよいのかわからない”という方にむけて、効率よくまわれるコースを紹介したいと思います。

コースを周る前に知っておくべきこと

建物の構造はB1階(古代~中世)→B2階(ルネサンスバロック)→B1階(バロック~近代)→1・2階(現代・テーマ展示)という展示構成となっております。

システィーナホール

f:id:enjox:20211106134612j:plain

エスカレーターを登ってすぐ目の前にあるシスティーナホールは圧巻です。ここは「環境展示」というだけあって、天井に描かれている絵画だけでなく空間そのものが展示作品となっています。そしてシスティーナホールは、シンガーソングライターの米津玄師さんが紅白歌合戦に出演した際にパフォーマンスを行った場所としても有名です。また入口の左手側に「Lemon」のCDジャケットに使用された絵が陶板画として展示されています。(ここは見つけにくいので要注意です!)

f:id:enjox:20211108173749j:plain

スクロヴェーニ礼拝堂 壁画

スクロヴェーニ礼拝堂は、システィーナホールのすぐ隣に位置しています。実物はイタリア北部のパドヴァにある礼拝堂で、中世最大の画家「ジョット」の名画が堪能できます。なかでも天井の美しい青色と金色の小さな模様は、まるで夜空や宇宙を思い起こさせるような雰囲気に満ちています。またスクロヴェーニ礼拝堂では1か月に2組限定結婚式を挙げることができます。美しい名画と荘厳な雰囲気に包まれた挙式はきっと特別な思い出となることでしょう!

モナ・リザ

f:id:enjox:20211108175600j:plain

B2階に展示されているレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「モナ・リザ」は1503年~1506年の間に制作されたと考えられています。この絵画は「フスマート」(輪郭線を一切描かず陰影で形態をとらえた技法)と「空気遠近法」(遠い背景を青白く描き広がりを感じさせる技法)を使用して描かれています。

7つのひまわり

f:id:enjox:20211108181502j:plain

 

19世紀後半にゴッホが描いたひまわりの7作品は、日本・オランダ・イギリスなど世界各地に点在しています。そのため7つのひまわりを同時にみられるのは大塚国際美術館だけだそうです!また、7つのうちの1つは兵庫県芦屋市にあったのですが戦災で失われていまい、現存していない作品だったのですがここでは、その幻の「ひまわり」を見ることが出来ます。

真珠の耳飾りの少女

f:id:enjox:20211108182812j:plain

 

オランダの画家フェルメールの代表作である「真珠の耳飾りの少女」は北欧のモナ・リザと呼ばれることもあります。少女の瑞々しい質感や耳飾りの輝き、振り向きざまの眼差しはとても魅力的です。ターバンに使われている美しい青色は「フェルメール・ブルー」とも呼ばれる希少なウルトラマリンブルーを使用しています。ほかにもフェルメールの作品が展示されており、「ヴァージナルの前に立つ女」は、日本では未公開のものだそうです。

ちょっと一息

作品を見る以外にも、レストランやカフェ、ミュージアムショップが存在します。なかでも、システィーナホールのすぐ近くに位置する「カフェ フィンセント」がオススメです!ゴッホの「夜のカフェテラス」という作品で描かれた、黄色のテラス席もあります。あちこちにひまわりをモチーフにした小物が並べられている。オススメメニューは「ひまわりサラダ」と「ゴッホの大きな黄色いプリン」です。ぜひ、訪れた際には召し上がってみて下さい!

私が愛用しているプロテイン ダマが出来ず水ですぐ溶けるのでお勧めです!