~世界各地の世界遺産を詳しく解説~
イタリア共和国 登録基準:*1(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ) 登録年:1996年
▶イタリア文化の影響を強く受けた八角形の城塞◀
イタリア南部のプーリア州にある『カステル・デル・モンテ』は、第5回十字軍を指揮した神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世が狩猟時の住居として1240年ごろに建てた城塞である。フリードリヒ2世が自ら設計に参加したこの城塞は外観が特徴的で、八角形の壁が八角形の中庭を取り囲んでおり、壁の角に八角形の塔が8つ配置されている。また、扉付近のとーま古典様式、壁の窓はゴシック様式とになっており、複数の建築様式が取り入れられている。
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*1:ⅰ:人類の創造的資質を示す遺産 ⅱ:文化交流を証明する遺産 ⅲ:文明や時代の証拠を示す遺産